文化的景観/環礁/先史時代 の世界遺産

選択した項目:   文化的景観/環礁/先史時代

端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

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    タヌムの線刻画群

    スウェーデン西部、ノルウェーとの国境近くでオスロ湾に面した町ターヌムスヘーデ周辺に残された岩壁彫刻。 花崗岩に施された360以上の岩絵は、BC1500~BC500年頃の青銅器時代のものとされている。 人間、動物、道具や船などが描かれており、数・種類共に豊富である。 先史時代の北ヨーロッパ・スカンジナビアの人々の生活や信仰を伺う貴重な史料となっている。

    登録国 スウェーデン
    登録年 1994年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1497967737_matera-caves.jpg

    マテーラの洞窟住居サッシと岩窟教会公園

    イタリア南部、バジリカータ地方マテーラ。グラヴィナ渓谷西岸の凝灰岩の岩壁に多数の洞窟が掘られ約7000年前から沢山の人々が生活していた。 「サッシ」とはマテーラにおいて洞窟住居を意味する。 ギリシャの植民地時代にはピタゴラス学派の影響を受けた住居も建設された。また8世紀からのキリスト教時代には修道士が住み始め、サンタ・マリア・デ・イドリス教会

    登録国 イタリア
    登録年 1993年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1504663557_merida-メリダの劇場.jpg

    メリダの遺跡群

    スペイン南西部、ポルトガルに隣接するバダホス県に位置する都市メリダはかつて「アウグスタ・エメリタ」と呼ばれた古代ローマの植民都市であった。 紀元前1世紀、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスによって、ローマ退役軍人の植民市として建設された。 トラヤヌス帝凱旋門、豪華なローマ劇場、円形闘技場、ディアナ神殿、水道橋などローマ時代の多数の遺跡が残されて...

    登録国 スペイン
    登録年 1993年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1497842091_ile.jpg

    ボイン渓谷の遺跡群(ブルー・ナ・ボーニャ)

    天文考古学的にも重要な意味を持ったニューグレンジノウスドウスという主要3墳墓を含む遺跡。「ブルーナボーニャ(Brú na Bóinne)」は「ボインの宮殿」の意である。 1993年に登録され、2013年に登録名が変更された。

    登録国 アイルランド
    登録年 1993年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iii) , (iv)
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    トゥバタハ岩礁自然公園

    フィリピン諸島南西のパラワン島の東に位置する岩礁や珊瑚礁を含む自然公園。 手付かずの自然が残っており、鳥類の棲息地やウミガメの産卵地などになっている。 1993年に「トゥバタハ岩礁海中公園」として登録されたが、2009年に範囲が拡大され「トゥパタハ岩礁自然公園」と名称が改められた。

    登録国 フィリピン
    登録年 1993年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (ix) , (x)
  • サンフランシスコ山地の岩絵群

    メキシコの北東部に位置するバハ・カリフォルニア半島のシエラ・デ・サンフランシスコ(サンフランシスコ山地)の岩絵群。 古くは紀元前1100年頃に描かれたものであり、先史時代から植民地化以前までのこの地域の生活様式や芸術を物語る比類なき証拠である。

    登録国 メキシコ
    登録年 1993年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1500481741_goslar-354225_640.jpg

    ランメルスベルク鉱山、 歴史都市ゴスラーと オーバーハルツ水利管理システム

    ドイツ中部にあるゴスラーは銀を産出するランメルスベルク鉱山により栄えた。 ハインリヒ2世はこの地で採掘された銀で「オットー・アーデルハイト・ペニヒ」という貨幣を作った。 ハンザ同盟に参加したことでも知られるが、後にこの地は衰退したため中世の街並みが現在まで保存さることとなった。 2008年「オーバーハルツ水利管理システム」が構成遺産に追加され登録...

    登録国 ドイツ
    登録年 1992年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1502263448_バンチアンの土器.jpg

    バーンチエンの古代遺跡

    タイ、ウドーンターニー県に位置する先史時代の遺跡。 彩文土器や青銅器などが多数見つかっており、古くとも紀元前3000年ほどのものと推定されている。黄河文明とは違った文明の証拠として、考古学的価値の高い遺跡である。

    登録国 タイ
    登録年 1992年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii)
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    セラ・ダ・カピバラ国立公園

    ブラジル、ピアウイ州にある考古遺跡を保護する目的で設立された国立公園。 世界最多の洞窟壁画が残されており、先史時代の生活や儀式、動物などを知ることが出来るという点で大変貴重なものである。 これらの発見によりアメリカ大陸での人類の期限が塗り替えられることとなった。

    登録国 ブラジル
    登録年 1991年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii)
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    トンガリロ国立公園

    ニュージーランド北東、ウェリントンから北に約300kmの場所に広がるトンガリロ国立公園は、氷河によって作られた地形と火山地形の両方が見られる国立公園。東半球における環太平洋火山帯最南端の場所としても知られる。 また、この地域は先住民であるマオリにとって宗教的な聖地としてされており、文化的価値と自然の価値が認められ複合遺産となっている。 19世紀にマオリの...

    登録国 ニュージーランド
    登録年 1990年 分類 複合遺産
    登録基準 (vi) , (vii) , (viii)
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    ヘンダーソン島

    イギリスの世界遺産だが南太平洋上に浮かぶ島であり、ピトケアン諸島に属する環状サンゴ礁の無人島。 手つかずの自然が残されており、そのため独自の生態系をしている。 陸上には哺乳動物が存在せず、固有種の宝庫である。 4種の陸鳥が確認されている。

    登録国 イギリス
    登録年 1988年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (x)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1500459239_pixta_25746137_S(1).jpg

    ヴェネツィアとその潟

    イタリア北東部、アドリア海に浮かぶ約120の小島の上に造られた水の都ヴェネチア(ベニス、ベネチアとも)。 176の運河と約400もの橋がそれぞれの島を結んでおり、ゴンドラの行き交う風景は独自の景観を生み出している。 ヴェネト人が潟(ラグーナ)に定住したのが始まりで、その後本格的な建物が時代とともに作られてきた。 832年に創建されたサン・マルコ寺院をは...

    登録国 イタリア
    登録年 1987年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) , (v) , (vi)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493761543_imgF1491878210_eb34b90a2af0083ed95c4518b7484f91eb7fe6d304b0154894f8c671a5edbd_640.jpg

    ウルル-カタ・ジュタ国立公園

    オーストラリア中部のノーザン・テリトリー南部に位置する。 世界でも屈指の大きさを誇る一枚岩「ウルル(エアーズロック)」と、ドーム型の奇岩群「カタ・ジュタ(オルガ山)」周辺には先住民族アボリジニのアナング族の描いた壁画が残されている。 この土地は法廷闘争の末オーストラリア政府から先住民に返還され、現在では政府が先住民から借り受ける形で国立公園として運...

    登録国 オーストラリア
    登録年 1987年 分類 複合遺産
    登録基準 (v) , (vi) , (vii) , (viii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1529778436_beijin-genjin.jpg

    北京原人化石出土の周口店遺跡

    北京から南西に約50kmに位置する周口店は東アジア最大の旧石器時代の遺跡。 1921年、ここで発見されたのが、シナントロプス・ペキネンシス(いわゆる北京原人)である。さらに周口店では、北京原人よりも現代人に近い山頂洞人の遺跡も見つかっている。

    登録国 中国
    登録年 1987年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (vi)
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    セント・キルダ諸島

    スコットランド北西に約180km、北大西洋上に浮かぶイギリス領セント・ギルダ諸島。 火山活動により生まれたこの島々はフルマカモメ・ニシツノメドリといった海鳥の繁殖地になっている。これらの生物の棲息と自然環境によって1986年に自然遺産に登録された。 現在は無人島であるが、この厳しい環境下で人類が生息していた痕跡や巨石遺跡が発見されており、その文化的な面も考...

    登録国 イギリス
    登録年 1986年 分類 複合遺産
    登録基準 (iii) , (v) , (vii) , (ix) , (x)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493758861_1493754606_img52F1491869711_5620659988_3ffcd5ab46_z.jpg

    ストーンヘンジ、エイヴベリーの巨石遺跡と関連遺跡群

    イングランド南部ソールズベリー平原にある、ストーンサークル(環状列石)の巨石遺跡。 ブルー・ストーンの名で呼ばれる青みがかった立石や、トリリトン(三石塔)を配置したものなど、主に3つの時期にいくつかのタイプのサークルが作られた。古くは紀元前3100年からのものがみられ、新しいものでも前1100年頃のものである。 建設目的は宗教儀式の場、墓、天文台など...

    登録国 イギリス
    登録年 1986年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1494415893_bison-spain.jpg

    アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画

    スペイン北部に位置する、1985年に登録されたアルタミラ洞窟と後に追加された17カ所の装飾洞窟。 紀元前3万5000年〜紀元前1万1000年の旧石器時代後期に洞窟の深い場所に描かれ、気候の影響をほとんど受けず良好に保たれていた。 先史時代からの優れた伝統と、芸術的才能を表すものとして大変貴重である。マグダレニアン美術の代表例とされており、岩肌の凹凸を活かしぼかしを...

    登録国 スペイン
    登録年 1985年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iii)
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    アルタの岩絵群

    ノルウェー最北、アルタにある先史時代の岩絵群で、海岸部の岩面に約5kmに渡り点在している。 時期的には紀元前4200年頃からのものとみられており、約6000点ほど見つかった。 赤色の動物や幾何学模様など様々な絵柄が確認されている。

    登録国 ノルウェー
    登録年 1985年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493826662_imgF1492420579_e83cb60e28f1063ed95c4518b7484f91eb7fe6d304b0154897f4c379a2eab3_640.jpg

    ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)

    南フランスのガール川をまたぐ紀元前19年頃に古代ローマの政治家アグリッパが建造を命じた水道橋。 古代ローマで水の供給は街作りに欠かせない要素であり、水源から約50km離れたネマウスス(ニーム)に給水するために作られた。 保存状態の良いこの水道橋は石灰岩で作られた3層のアーチを重ねたもので、高さ50m・全長275mにも及び、ローマ帝国時代の土木技術の水準の...

    登録国 フランス
    登録年 1985年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501867655_タドラルト・アカクス.jpg

    タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群

    リビア南西部の砂漠地帯で、アルジェリアとの国境近くに位置する、古くは紀元前12000前から紀元付近までに残された多数の岩絵群。 古いものから新しくなるにつれ①ゾウやキリンなどの大型の哺乳類の絵②狩猟の様子③家畜を放牧する様子④ラクダ等の砂漠の様子、と変遷しており同じ地でありながら時代によって生活様式や気候が変わったことを知ることができる。

    登録国 リビア
    登録年 1985年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii)
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