氷河/絶滅危惧種/河川・湖 の世界遺産
選択した項目: 氷河/絶滅危惧種/河川・湖
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シバームの旧城壁都市
アラビア半島最南部の国イエメンの内陸にあるスルタンの城郭都市。古来より交易拠点として栄え、伝統的に日干しレンガでつくられた高層家屋が密集する独特の景観を示している。 アラビア半島最大のワジ(枯れ川)の谷に位置することから雨季になると度々洪水に見舞われてきた歴史を持つ。そのため高層建築を作るようになったとされており、現存する最古の建物は10世紀ごろのも...
登録国 イエメン 登録年 1982年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
タッシリ・ナジェール
アルジェリア南東部、サハラ砂漠中央部にある台地状の山脈に位置する。 先史時代の岩壁画遺跡が多数点在している。ワニ・牛・羊・馬などの動物の絵、舞踏や狩猟の絵、女戦士の絵など様々な場面の絵が、高さ1.2~3mのシェルター状の窪みの壁面に描かれている。地名は「川が流れる台地」の意味であるが、現在は砂漠化が進んでいる。しかしながらかつては湿潤な土地であったこと...
登録国 アルジェリア 登録年 1982年 分類 複合遺産 登録基準 (i) , (iii) , (vii) , (viii) -
リオ・プラタノ生物圏保護区
ホンジュラス北東部のプラタノ川流域に広がり、カリブ海に面した生物圏保護区。 同国最大の熱帯雨林であり、また変化に富んだ自然環境が見られる。 森林伐採や不法な開拓および道路建設などが行われ、1996〜2007年まで危機遺産リストに登録されていたが、リストを脱した後も再び危機が迫ったとして2011年からまた危機遺産入りとなってしまった。
登録国 ホンジュラス 登録年 1982年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) , (x) -
ジュッジ国立鳥類保護区
セネガルを流れるセネガル川の三角州に位置する鳥類保護区。 地中海から300万羽もの渡り鳥が飛来することで知られ、ラムサール条約にも指定されている。 モモイロペリカンをはじめとした数百種の鳥類や、絶滅危惧種の哺乳類アフリカマナティも生息している。
登録国 セネガル 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
オリンピック国立公園
ワシントン州北西のオリンピック半島に位置する国立公園である。多様な生物を見ることができ、沿岸には多くの海洋生物、針葉樹の森にはワピチと呼ばれる大きな鹿が生息している。 オリンピック山脈は氷河に覆われており、中でも最高峰のオリンポス山が一際目を引く。 セオドア・ルーズベルトが国定公園として設立し、フランクリン・ルーズベルトの時代に国立公園にされた。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) -
マンモス・ケーヴ国立公園
ケンタッキー州中央部に位置する、世界一長いマンモス・ケーブを擁する国立公園である。 石灰岩により形成される典型的なカルストであり、多様な石灰地層の特徴を確認することができる。 絶滅危惧種であるケンタッキー・ケーブ・シュリンプという目のないエビが生息している。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (x) -
ウィランドラ湖群地域
オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州南西部に位置する4万年前の湖跡であり、自然と文化両面で評価される複合遺産。 現在ではほぼ干上がってしまい荒涼とした砂漠が広がっており独特の景観を作り上げている。また数万年前の人類の化石(新人:ホモ・サピエンス・サピエンス)も発見されている。火葬された人骨も見つかっており、考古学的価値が高い。
登録国 オーストラリア 登録年 1981年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (viii) -
カフジ-ビエガ国立公園
コンゴ民主共和国東部、ルワンダとの国境にあるキヴ湖の西岸一帯の国立公園。 1970年にヒガシローランドゴリラ(グラウアーゴリラ)を守るために保護公園として設置された。名称はカフジ山とビエガ山の2峰から取られている。 この地に住んでいたピグミー族を強制移住させたため、彼らは農耕民化していった。 内戦・密漁などの影響で1997年より危機遺産リストに掲載されてし...
登録国 コンゴ民主共和国 登録年 1980年 分類 自然遺産 登録基準 (x) -
ヴェゼール渓谷の先史時代史跡群と洞窟壁画群
フランス西南部ドルドーニュ県、ヴェゼール渓谷の遺跡群で、有名なラスコーの壁画を含む遺産として登録された。 装飾洞窟では先住民の残した生活道具や壁画、また動物化石等が出土している。これらの遺跡はクロマニヨン人の手によるものとされており、先史時代の文明の証拠として重要視されている。 洞窟は保護の観点から現在一般公開されていないが、近くの複製洞窟...
登録国 フランス 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
ビャウォヴィエジャの森
ポーランドとベラルーシにまたがるビャウォヴィエジャの森(ベラヴェシュスカヤ・プーシャとも)は、古くから残る森林景観であり、ヨーロッパ最大の森林地帯。 低地林や周囲の湿地帯等が混在した生態系が人為的影響を受けずに広範囲に残っており、多くの野生動物も同時に残されている。そしてヨーロッパバイソンが生息することで特に知られている。 1979年にポーランド側が先...
登録国 ベラルーシ , ポーランド 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
オフリド地域の自然遺産及び文化遺産
マケドニア共和国西部、オフリド湖と周辺に数多くの聖堂がある都市。 1979年に先ず「オフリド湖」が自然遺産として登録され、翌年には文化遺産としての部分が拡大され複合遺産となった。これはヨーロッパとして初の複合遺産だった。 2019年の世界遺産委員会において、アルバニア側への拡張が認められトランスバウンダリーサイトとなった。
登録国 マケドニア旧ユーゴスラビア共和国 , アルバニア 登録年 1979年 分類 複合遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vii) -
サガルマータ国立公園
ネパールの首都カトマンズの北東に位置するサガルマータ国立公園。 世界最高の峰であるサガルマータ(エベレスト山)をはじめ、標高7000m以上の山々が連っている。サガルマータとは「世界の頂上」という意味であり、チベット語ではチョモランマ、英語ではジョージ・エヴェレストにちなみエベレストと呼ばれる。 ユキヒョウやヒマラヤグマといった大型動物や、多数の鳥やチョウな...
登録国 ネパール 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) -
ダイナソール州立自然公園
カナダ、アルバータ州南東のレッド・ディア川渓谷に位置する州立の自然公園。 世界最大級の恐竜化石層があることで知られており、1884年に考古学者ジョセフ・バール・ティレルが肉食恐竜が発掘されたのを皮切りに、荒れた山地の露頭から39種に及ぶ恐竜化石が発見された。 またハヤブサやイヌワシといった絶滅危具種の棲息も確認することができる。
登録国 カナダ 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii)