危機遺産/その他宗教/絶滅危惧種 の世界遺産
選択した項目:
危機遺産/その他宗教/絶滅危惧種
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
検索結果 249 件中 181〜200 件表示
並び順 :
-
インド中南部に位置し、7〜8世紀に多数のヒンドゥー教寺院が建てられたチャールキヤ朝第2の都市である。
登録遺産になっている寺院はほぼシヴァ神を祀ったものであり、ピラミッド形をした南部の建築様式と砲弾形をした北部の様式が混在している。
-
南インドを支配したチョーラ朝が築いたヒンドゥー教寺院群。
11世紀の初頭に作られたブリハディーシュワラ寺院や、遷都し再度作られたガンガイコンダチョーラプラムのブリハディーシュワラ寺院、12世紀後半に作られたアイラーヴァテシュヴァラ寺院が構成遺産。
1987年に最初のブリハディーシュワラ寺院が世界遺産登録され、2004年に残りの範囲が追加拡大された。
-
甘粛省敦煌にある莫高窟(ばっこうくつ)は仏教石窟寺院の遺跡である。
オアシス都市であった敦煌はシルクロードの中継地点として発展した過去を持つ。
南北約1600mにわたり490もの石窟があり、そのうち約400の石窟の内部には、仏教の教えを描いた壁画や仏像が残されている。
また敦煌文書と呼ばれる経典や資料が偶然発掘されており、当時を研究する上での貴重なドキ...
-
泰山は登録基準(i)から(ⅶ)までの全てを認められた唯一の世界遺産として知られている。
「史記」によると秦の始皇帝がこの地で封禅という天と地を祀る儀式を行ったとされる。以来霊山として崇められたこの地にはたくさんの自社が作られたが特に有名なのが岱廟(たいびょう)である。
また、自然美も認められることから複合遺産での登録となった。
-
ボリビア南部のアンデス山脈、標高約4,000mに位置するかつて銀鉱山で栄えた都市。
1545年mこの地に銀鉱が発見された直後にスペイン人によって街が建設され、セロ・リコ(富の山)と呼ばれた銀山からの収益を背景に多くの建造物が造られた。
メスティソ様式の特徴を強く示し、旧貨幣局、サン・ロレンソ教会などの聖堂、市長の家、エレーラ邸(現大学)といった建物が現...
-
ペルーの標高4,000m程にある、アマゾン川の支流マヌー川の両側に広がる湿地帯からアンデス山脈東部の山岳地帯を含んだ160,000k㎡に及ぶペルー最大の国立公園。
そのほとんどは熱帯林に覆われており約50万種もの節足動物や、オオカワウソ、カピバラ、オオアルマジロ、オセロット、ジャガー等といった貴重な動物が生息している。
またアマゾン川流域がかつて内海だった...
登録国 |
ペルー |
登録年 |
1987年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
, (x)
|
-
スロベニアの南西部、クラス地方にあるカルスト地形の洞窟群で、世界最大級の地下渓谷を誇る鍾乳洞である。
クラス地方という名称が「カルスト」の語源となったことで知られる。
1万年前より人が住んでいた形跡がみられ、洞窟内では寺院が作られていた。
-
ペルー北部海岸のトルヒージョの郊外にあり、インカ帝国が中央アンデスを統一するまでの12~15世紀に栄えたチムー王国の首都。チャンチャンとは「輝ける太陽」の意。
建造物、神殿、広場など、古代アンデス文明最大のアドベ(日干しレンガ)による計画都市である。チュディ王宮跡シウダデラは、とくに調査や修復が進んでいる。
登録国 |
ペルー |
登録年 |
1986年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (iii)
|
-
シリア北部に位置するアレッポは世界最古の都市の一つ。
BC2000頃からメソポタミアと地中海とを結ぶ交易や軍事の要衝として栄えた。
迷路のように入り組んだス-ク(市場)、商人たちの集ったキャラバンサライ(隊商宿)のハーン・アル・ムジュルクは、イスラーム化したこの街を物語っており、アレッポ城が、丘の上に象徴的にそびえている。
2013年にシリア内戦によ...
-
スペイン中央部・カスティーリャ地方の古都トレドの、旧市街全域が登録範囲。
かつてユダヤ、イスラム、キリスト教徒が宗派を問わず暮らしていた街であり、各文化の痕跡を残している。
8世紀よりイスラームの統治下におかれた後、レコンキスタでキリスト教徒の手に戻ってからはカスティーリャ王国の王都となった。
中央部にそびえる大聖堂はスペイン・カトリック教会の総本...
-
イエメンの首都サナアの中心地。旧約聖書、ノアの方舟の登場人物であるノアの息子セムが建設したという伝説が残る。
紀元前10世紀には既に乳香貿易によって繁栄しており、世界最古の都市のひとつとされる。
かつては5つの門と64のミナレットが建っていた。特にイエメン門が保存状態が良く有名である。
アドベと呼ばれる日干しレンガで作られた6000棟以上の高...
-
首都ニューデリーの南東約500km、カジュラーホにあるヒンドゥー教とジャイナ教の遺産群。
多くは10〜11世紀に繁栄した中央インドの王朝、チャンデーラ朝の時代に作られた。
寺院の外壁は、おおらかな性愛表現を含む官能的な多数の彫刻で飾られ、北インド独特の建築様式を伝えている。
登録国 |
インド |
登録年 |
1986年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (iii)
|
-
インド南部、カルナータカ州東部の旧都ハンピ。
14〜16世紀にこの地を支配していたヒンドゥ教国家のヴィジャヤナガル王国は、この地に王都を築いた。最盛期を率いたのはクリシュナ・デーヴァ・ラーヤ王であった。
16世紀中頃、イスラム勢に侵攻されこの地は廃墟となった。
1986年に世界遺産登録され、2012年には範囲が変更となった。
-
リビア西部、チュニジアとアルジェリアの国境付近に位置する、紀元前よりサハラ砂漠交易の中継地として栄えた街ガダーミス。
その長い歴史の中でローマ帝国の軍門に下ったりイスラム勢力下に入るなど支配層が変遷した。
日干しレンガを白く塗った建材で作られた真っ白い建物が特徴であり、マグレブ美術の影響を受けた内装で装飾されている。
2016年に他のリビア国内の衝突に...
登録国 |
リビア |
登録年 |
1986年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(v)
|
-
リビア南西部の砂漠地帯で、アルジェリアとの国境近くに位置する、古くは紀元前12000前から紀元付近までに残された多数の岩絵群。
古いものから新しくなるにつれ①ゾウやキリンなどの大型の哺乳類の絵②狩猟の様子③家畜を放牧する様子④ラクダ等の砂漠の様子、と変遷しており同じ地でありながら時代によって生活様式や気候が変わったことを知ることができる。
登録国 |
リビア |
登録年 |
1985年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iii)
|
-
カッパドキアとは、トルコの首都アンカラの南東約250kmに位置するアナトリア山脈と黒海とトッズ湖に囲まれた一帯で、尖塔形などの奇岩が立ち並ぶ中に洞窟修道院がいくつもつくられた場所である。
ローマによるキリスト教弾圧や、ビザンツ帝国のイコン破壊運動、さらにトルコのイスラム化などから逃れたキリスト教徒達がこの奇岩地帯に洞窟修道院を多数作った。
かつては360を...
-
スペイン北部に位置する、1985年に登録されたアルタミラ洞窟と後に追加された17カ所の装飾洞窟。
紀元前3万5000年〜紀元前1万1000年の旧石器時代後期に洞窟の深い場所に描かれ、気候の影響をほとんど受けず良好に保たれていた。
先史時代からの優れた伝統と、芸術的才能を表すものとして大変貴重である。マグダレニアン美術の代表例とされており、岩肌の凹凸を活かしぼかしを...
登録国 |
スペイン |
登録年 |
1985年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (iii)
|
-
アッサム州にある国立公園。定期的な川の氾濫によって出来るジールスと呼ばれる小さな湖が点在している。
ここはインドサイの絶好の生息地であり、その保護を目的に国立公園化されたという経緯を持つ。
また、虎や水牛、ハイイロペリカンなども生息している。
地球上に生息するインドサイの約6割がこの地にいると言われている。
登録国 |
インド |
登録年 |
1985年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(ix)
, (x)
|
-
イラク北部モスルの南西約100kmに位置する、直径2kmの円形の二重城壁に囲まれた隊商都市。
パルティア王国の軍事拠点であったこの円形都市は、2~3世紀にかけて軍事・商業・宗教の中心として栄えた。堅固な城壁によってローマ軍を退けるなどその防御力は特筆すべきものだった。
ISが遺跡を破壊していることが懸念され2015年に危機遺産リスト入りした。
-
ケオラデオ国立公園(ケオラデオ・ガナー国立公園とも)は、インド・ラージャスターン州にある国立公園であり、渡り鳥の保護区として知られる。
その9割を占める沼沢地は、19世紀にマハラジャによって整備されたものである。
絶滅危惧種のソデグロヅルなどの希少種も見られる。
登録国 |
インド |
登録年 |
1985年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(x)
|